monbus

コスチュームジュエリーの魅力

2022.02.05

価値の高い宝石の入ったハイジュエリーではなく、ガラスやプラスチックなどを使いファッション性の高さを第一に作られたイミテーションジュエリーで、1950年代頃にハリウッド女優達が映画や舞台で身に着けた事からこのように呼ばれるようになったようです。

大胆かつ自由な発想で作られており、デザインと装飾性を楽しむアクセサリーです。

ブームの火付け役は1920年代「いかに洋服にマッチしたジュエリーを身に着けるかが大切」と提唱したココ・シャネル。
ガラスや模造パール、非貴金属を使った芸術性の高いジュエリーを次々と発表しました。

自由で自立した女性達を常に先導し続けた、ココ・シャネル。
数々の名言を残していますが、その中の一つ
「天然宝石や貴金属で作られたハイジュエリーは財産的な意味を持ってしまうが、おしゃれのための美を求めるなら、石や金属の価値ではなく、そのデザイン性にこそ価値がある」と。

昨年、ココ・シャネルの映画もやっていました。

ヨーロッパの社会情勢が暗黒の時代へと向かう1930年代
コスチュームジュエリーの職人達がこぞってアメリカへ亡命し、舞台がアメリカへと変わっていきます。

オードリー・ヘプバーンやマリリン・モンローなどの女優が身につけ、ハリウッド黄金時代を経て
爆発的に人気になっていきました。

そんな歴史の長いコスチュームジュエリーの魅力。

それは天然の宝石では高価すぎて実現できない大胆なボリュームや大ぶりなデザインではないでしょうか。

人気のあった当時は、一般の女性達も手の出せる価格で、
ハリウッド女優に憧れ、おしゃれを楽しんでいました。

アメリカのファッション産業の一文化を築きあげた、この時代のコスチュームジュエリーは、
現在ではアンティークとして、世界中にコレクターがいます。

アンティークマーケットを回って見ていると
新品の買いやすい天然石のジュエリーよりも、ガラスやプラスチック素材の芸術作品のようなヴィンテージのコスチュームジュエリーの方が価値があって、特に古いものは高価で取り引きされています。

洋服を引き立て、身につけた人の個性を表現するための道具として
高価な宝石や貴金属でなくてもいいのです。
気軽に楽しめるアクセサリーとして、普段のお洋服に合わせてみて下さい。
新しい自分を、新しいおしゃれのやり方を見つけられるかもしれませんよ。

今回入荷のコスチュームジュエリーはイギリス、ヨークシャーに住むCELIAがセレクトしたものを
私たちがさらに厳選して仕入れました。
1900年前半のものもたくさん見つかっています。

順にオンラインストアでもご紹介していきます。
是非ご覧いただけれと思います。

yamada

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