2017.05.20
江戸時代、松本は各地から集められた匠たちがたくさん居住する城下町として栄えました。
戦後には、柳宗悦の唱えた「民藝運動」に共感した人たちによって、木工、染織をはじめ、活発な工芸品製作がこの地でおこなわれ、こうした工芸と地域との長い関わりが礎となって「クラフトフェアまつもと」も生まれました。
工芸というと堅苦しい印象もありますが、つまりは暮らしの道具や生活品のこと。
毎年五月を「工芸月間」とし、松本を中心に美術館、博物館、クラフトフェアなど70の会場でいろいろなイベントが開催されるんですよ!
当店のある六九ストリートでは、六九クラフトストリートと題し、
三谷龍二さんの10cmを始め、通り沿いに日本各地からギャラリーが出店したり、トークショーもあります。
monbusではなんと3つ同時開催!
・makigai bag special order fair 5/25(thu)-6/4(sun)
八ヶ岳山麓に自ら家を建て、ガスも水も引いていない生活の中、火の暖かさ、木や水の大切さ、
自然の美しさなどを感じながらもの作りをしている米村さん。
「この地に生えていたカラマツで、断熱材も入っていないけれど一年中ここより住みよい場所はない」と奥様
毎日がBBQ!
バッグに用いる生地は、北欧の自然をモチーフにしたデザインや素材が多く、
一つ一つ丁寧にハンドメイドで作り上げています。
口の部分にフレームが入っているので、出し入れしやすくしっかりしたバッグで、
今回は型と生地を選んでいただきオーダーでお作りします。
北欧のヴィンテージ生地を使った1点ものも販売しますのでこの機会にぜひご覧下さい。
・niemi collectables fair 5/25(thu)-6/4(sun)
niemiのオーナー、みさきさんが一人でフィンランドやスウェーデン、デンマークを旅して集めた古いもの達。 直接見て、触れて一つ一つ厳選して仕入れられています。
私が最初にniemiのコレクションを見たときは、流行っている北欧アンティークを集めました感はまるでなく
みさきさんのセレクトのセンスや買い付けのストーリーを感じられ、初めていいなぁと思わせていただき
その直後、私もすぐに北欧へ旅立ってしまったくらいです!笑
アラビアやグスタフスベリ、ヌータヤルヴィやロールストランドなど、シンプルで美しく、
そして温かい北欧のデザインが、あなたの暮らしに豊かな彩りを添えてくれます。
一つ一つ大切に使われてきた珍しい1点ものがたくさん並びますので
この機会にぜひご覧下さいね。
・miiThaaii PopUp Store 5/26(fri)-5/28(sun)
ルンギの生地を使い、涼しげなマドラスチェック柄が印象的なmiiThaaii。
fog linen workの代表、関根由美子さんが直接ローカルの方々とコミュニケーションを重ね、
生地の生産も縫製も全てインドで作られています。
ルンギとは、もともと南インドの男性が腰に巻いてスカートのように着用する日常着。
肌触りのいいこの生地は、薄手で風通しがよく、洗濯後の乾きが早いことも魅力なんです。
そんなmiiThaaiiのバッグやワンピース、フロアマットや生地など、
シンプルで可愛らしいブルーのアイテムたちは、これからの暑い季節を涼しく過ごしやすくしてくれます。
お店の前に5/26(fri)-5/28(sun)の3日間限定のPopUp Storeがオープンしますので
是非遊びにいらして下さいね。
店主