2024.09.27
松本も稲刈りシーズンです。
市街地からすこしはなれた農耕地帯に行くと、刈った稲のにおいでいっぱい。
見上げるとたくさんの赤とんぼが飛び交っていて、なんだか小学校の下校中を思い出します。
実家の田からも「去年より作が良い」と便りを受けて、ほっとした思いのmacoです。
スーパーに入っても焼き芋の香りが漂ってきたり、お魚コーナーには秋鮭や秋刀魚が並んで…
おいしいもののことを考える時間が増えて、秋ってとっても幸せな気持ちになります。
干し椎茸やお豆など、普段は常備しない食材も、気になって手を伸ばしてみたり。
今日はキャニスターとして日常づかいにおすすめの美しいガラス製品をご紹介します。
理科の実験で誰もが一度は手にしたことのある、ビーカーやシャーレ。
ホウケイ酸ガラス(耐熱ガラス)は一般的なガラスと比べて衝撃に強く、
耐熱性・耐薬品性に優れていることから、理化学器具や医療用器具に用いられています。
小泉硝子製作所は、そんなホウケイ酸ガラスを自社内で溶解する国内で数少ないメーカーのひとつです。
明治45年の創業から110年余り。多様なニーズに合わせた製品を少しずつ生産する多種少量の生産形態で、
ハンドメイド・メイドインジャパンでのものづくりを続けています。
“DEGREE”
色つけと表面加工のない、横から見ると直線と角だけで構成された透明なガラスのキャニスター。
どしゃぶりの後に出る虹など、日常の中にある、相対して隣りあうものごとを表現したという
その形状は、それぞれのキャニスターの面がぴったり合わさるようにつくられています。
溶液を入れることが多いため、丸みを帯びているものが多い理化学ガラスですが、
こちらはあえて透明で無機質なガラスの美しさを際立たせる直線的で角ばったかたち。
でも、その無機質さも、職人さんによる手仕事の賜物なんです。
と、ここにも相対が隠れていますね。こういうことを考えるのっておもしろいです。
スパイスなどの調味料や豆、ショートパスタなどをきれいに並べて保存しておけます。
蓋はシャーレになっているので、中身を小出しにするのにも使えますよ。
ほかにもコットン入れにしたり、植物の水耕栽培や苔テラリウムにと、さまざまな使い方ができそう。
アイデア次第でいろいろな使い方ができるので、ギフトにもしやすいですね。
熱にも衝撃にも耐える強固な「一生もの」のキャニスター。
ぜひ、ぴったり隣り合わせでお使いください。
maco