monbus

2022年 秋 買い付け フランス編

2023.01.16

ついに3年ぶりの買い付け
2022年10月7日から帰国時のPCR検査が必要なくなるということですぐに航空券を検索。

コロナ前までは燃油サーチャージ込みで往復13万でしたが、
アラブ系航空会社で、25-30時間かけて20万越え。
14時間ほどの直行便だと30万!?
ビジネスクラス?
ではないですね。。。

燃油サーチャージだけで13万か。汗
うーーん。。。

若い頃はキャセイパシフィックなどで、20時間以上で行っていましたが
アラフィフにもなると20時間を超える移動は、マラソンで言う30kmの壁のように一気に辛くなります。

何かないかと、日々検索を続けましたが安く早く行けるのはないなという結論に。

30時間コースだと、貴重な時間が1日無駄になるので直行便で行くことにしました。

行きは北極海まわり、帰りはロシア国境ぎりぎりを飛びながら中央アジアを抜けていきます。
14時間ほどで、早朝のパリ、シャルル・ド・ゴール空港着。

おーーー久しぶりのパリ!
なんて浮かれているとすぐにスリが近寄ってくるので、慣れていますよオーラを出しつつ
物騒なRER線には乗らず、ロワシーバスで市内中心のオペラ座まで直行です。
これはスーツケース2個持ちの場合はとても便利です。

フランス買い付け最初の目的地は、ノルマンディー地方のアンティークディーラーの家。
ほとんど英語もフランス語も話せない私には初日からハードルが高すぎ・・・

出発前に、扱っているアンティークのセンスが好きなこのディーラーさんとメールをしていて
いつもは蚤の市会場で会って仕入れていましたが、もう今後は一切出店しないということでした。
コロナもあり、イギリスがEUから脱退したのも影響あったみたいです。

ならば行くしかないなと思い、商品を買いたいことと、周りに何もない場所なので泊めてほしい旨を連絡。

「ジャパニーズがフレンチの家に泊まりに来るなんて、あなたとても勇気があるわね!フランス人はうるさいし、臭いし、つまらないジョークばかり言うわよ」

え~~こわいな~~と思いつつ、
「あなたオイスターは好き?」

ん!!好き好き!!大好きです!!
オイスターと白ワインさえあれば言葉なんてかんけいない!

オイスターを目指し、レンヌから車で一路ノルマンディー上陸作戦へ。

世界遺産のモンサンミッシェルを横目で眺めつつ北へ北へ
ワイン畑を抜け、牧場や森を抜けてたどり着いたところは、40人くらい住んでいる小さな集落。

家の前には巨大な木の門があり、車ごと門をくぐると、おぉー立派なシャトーではないのか!?

久しぶりの再会を喜び、とにかくすぐにオイスター、、、
ではなく、アンティークの倉庫へ

センスの合うディーラーさんだと、欲しいものだらけでやはりすごい!!

1日では終わらず、一旦今日のお部屋へ
自分達で12部屋をリフォーム中ということでしたが、とても素敵な雰囲気。

ベッドリネンは200年前のものということで、初めて体感しましたが
洗いざらしのリネンはとても柔らかく、肌に触れるとふんわり暖かくなりとても幸せな気持ちでぐっすり寝てしまいました。

寝る前に海沿いのレストランでオイスターもしっかりいただきましたよ!

翌日もアンティークのピックアップをしつつ
配送の打ち合わせをして、そろそろ次の目的地へ行かなくては。

ハグをして、車で出発する時に道に咲いていた赤い花を一輪くれたので、車のダッシュボードに飾って出発。
本当に最後まで、笑いが絶えず気持ちの良いご夫婦でとても感動しました。

「ここはもう自分の家だと思ってまた来なさい」と言ってくれたのも嬉しかったな。

一度パリに戻り、次の目的地南フランスへ

パリの駅や、バス停などスリが本当に多いな。以前より増えているような気がします。
集団の子供が多く、券売機付近でお財布をどこにしまったかを確認してから行動しているので
お金を出す場所では、周りを注意して見ているとすぐに分かります。

フランスの蚤の市の朝はとても早く、早朝5時とかに始まります。
真っ暗なので懐中電灯で照らしながら、探していきます。

南フランスでは、アヴィニョン周辺を拠点に蚤の市をできるだけまわって買い付けをしましたが
あまり収穫がなく、次の目的地イギリスへ。

このままトラブルなくいけるかなと思ったらここできました。

南フランス、モンペリエ空港についてWi-Fiを接続したらLCCのeasyjetから1本のメールが。

「あなたが乗る便は欠航となりました。
本当に残念です。
こちらから無料で翌日の便に振替ができます。
今日のホテルがない方には探すお手伝いをします。」
のような内容のメールが。

風もなく最高の天気なんですが、毎度理由すら分からず・・・

飛行機が飛ばないと、その日のイギリスで予約しているホテルが無駄になるし
翌日の2便しかない飛行機は、先に連絡した人ですでに満席。
そして今日のホテル代を払うとは書いていない。

LCCだからしょうがないのか。。。
なんか毎回腑に落ちない。

しかし蚤の市の日程は決まっており、行かなくてはいけないため
翌日の全ての航空会社を検索し、ひとまずオランダ経由でイギリスに行くことになりました。
しかし価格はeasyjetの5倍近い。。。

1日無駄になり予定も狂うし、結局ホテル代一泊分無駄になるし、その日のホテルや代替えの行き方を調べるのにかかる時間と労力を考えると確実に飛ぶ大手飛行機を予約した方が結果いいのではと思いました。

5時間ほどかけてなんとかイギリスへ。

悪名高いイギリスの厳しい入国審査と大行列でしたが
コロナが出た年に変更になった、入国手続きの顔認証ゲートを始めて利用しました。
並ぶこともなく、5秒で完了。
これは素晴らしかった!

しかしパスポートに入国のスタンプは押されないため、VISAの関係で必要な方はご注意下さいね。

さあイギリス。

ヒースロー空港で車を借りて、そのまま各地の蚤の市を回っていきます。

1日到着が遅れ、本日の宿も遠すぎで到着できないため
レンタカー会社の敷地内の借りた車の中でそのまま就寝。。。

yamada

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