Irish&Scottish knit #2

本物のアランニットを追い求め、アラン諸島を訪れたのが2018年。(ホームページ掲載のSTORYをぜひご覧ください。)
やはりmonbus冬のおすすめはアランニットといっても過言ではありません。

アイルランド本土西側に位置するアラン諸島。
大西洋から吹きつける強風、土壌は岩盤なので木も生えない過酷な土地。荒波に乗り出す漁は、常に死と隣り合わせでした。
漁師たちは、女性たちが家族のために編んだ網目模様のセーターを着用していました。元々はウールの持つ油脂分が防水機能の役割を果たし、太い毛糸で編み込まれた分厚いセーターは保温機能も兼ね備えているので、命を守るためにもなくてはならないものだったのです。ハニカム(蜂の巣)、ジグザグ、ダイヤ、トレリス(石垣)、ブラックベリーなど、島の自然がモチーフとして編み込まれた図柄には、家族の安全と豊漁を祈る気持ちが込められていました。そして海で遭難して顔が判別できなくても、セーターの模様で誰の家族なのか判別できる家紋のような役割もあったようです。

そんな歴史を持つアランニット。
今回ご紹介させていただくのは、アイルランド南部のコーク州に住むニッターさんが2週間(約100時間)かけて編み上げる手編みのニット。タグにはそれぞれ、ニッターさんの名前が書かれています。温かみのある地厚なニットは、まさに松本の冬にぴったりではないでしょうか。

伝特的なしっかりと目の詰まった肉厚なアランニットセーター。良質なウールを使い、アイルランドのニッター(編み手)によってひとつひとつハンドメイドされています。

熟練した技術を持つニッターだからこそ表現できる美しいアラン模様。ニットを主役に、シンプルなスカートやパンツを合わせるだでコーディネートが決まります。タグにはニッターさん直筆のサインが入っていて、より愛着を持って永く大切に着続けたくなる一着です。

カーディガンは体温調整しやすいので重宝する一着。伝統的なしっかりと目の詰まった肉厚ニットは寒いアイルランドの冬を暖かく過ごすのには必需品。冬のアイルランドやアラン諸島にも行きましたが、松本の方が寒いです。。。

こちらはフェアアイル柄を編み込んだ一着。伝統的なフェアアイル柄よりも色数を減らしてあるので、合わせやすく着やすいです。いつものコーディネートに足すだけで、レトロな温かみのある印象になります。

着たときにニッターさんの手のぬくもりを感じる、やさしい着心地も魅力です。

yaguchi