2018.12.21
お店でお話ししていると、お家でクリスマスを迎える方も多く見られます。
アンティークのテーブルウェアを加えるだけで、ずいぶん華やかに楽しくなるのではないでしょうか。
Digoin & Sarreguemines (φ33.5cm) ¥8,600+tax
まずはこの花型リムが特徴的な直径33cmの大皿。
1790年フランスとドイツの国境の町に開窯したサルグミンヌですが、1870年代にドイツ領となってしまい、1879年にブルターニュ地方の町ディゴワンに移転、合併をしたことで歴史が始まったディゴワンサルグミンヌ。上流階級を顧客とした上質な器が作られていましたが、少しづつ大衆化していき気軽で親しみやすい器が多く作られました。
おもてなしの大皿料理でテーブルが盛り上がります。優しいアイボリーで縁のリムデザインがシンプルでありながら優しく品のあるデザイン。
1922年~1950年頃に製造されていたものかと思われます。
Creil et Montereau (φ28.5cm) ¥12,000+tax
1796年に開窯したクレイユと1700年代前半から陶器の製造を行っていたモントローが、1840年に合併してできたのがクレイユ エ モントロー。
当時のフランス古陶ならではの空気感や質感を含んだものが多く、フランスアンティーク陶器の王道中の王道。
こちらはバックスタンプから1880年代頃のもの。直径28cmと手に取りやすく、大皿料理にも使える実用的なサイズ。フランス陶器の表情のある白は盛り付ける料理を引き立て、絵画のような雰囲気に。サイズ感、状態、素晴らしい逸品です。
Facet Stem Glass ¥6,300+tax
19cのステムグラス。1745年に始まったガラス製品への課税に対処するため、イギリスのガラス職人たちはステムにもカットを施して重量を減らす工夫をしていました。木工品のように彫刻刀で削ったようなカットが特徴的。ステムにも同じような削ったようなカットが施されています。鉛クリスタルの透き通るような音がディナーを盛り上げてくれます。カクテルや冷酒にも。
Facet Stem Glass ¥7,600+tax
1930年頃のシャンパングラス。こちらもステムをフラットカットしてあり、ボウルにはストロベリーダイヤモンドカットが水の波紋のように広がっています。スパークリングワインやカクテルに。
Silver plate Blueberry Spoon ¥4,800+tax
現地でもかなり高価でしたが、白蝶貝のハンドルの美しさにやられました。。。
イギリス、ヴィクトリア時代、富を象徴する高級カトラリーとして上流階級の間で使われていた、ブルーベリーやラズベリーをすくうためだけのスプーン。テーブルの品位をあげてくれるカトラリーです。デザートスプーンとして。
16.5cmと18.5cmのスプーンは、日本人の手にも馴染みやすいサイズ感です。
その他、クリマスギフトにも喜ばれるアンティークが揃っております。
yamada